今年もいろいろ      6日

もう12月かあ・・・なんて言ってるとあっという間に過ぎていきそうだねえ そうそう、来週には泥窪企画で「生誕祭」というライブがあるのだが、12月生まれのミュージシャンを集めて・・・と言い出したらけっこう多かった(笑)そして僕も・・・参加します
さて、今日のライブはまずこの人から始まった 青いギターに青のストラップにTシャツ・・・そう、もちろんSHOTGUN-BLADEだ 今年はこのコスチュームをずいぶんたくさん見た記憶がある それだけ回数多く彼はここに出演していた いつもステージの同じところに同じ姿勢で立ち同じようなポーズで始まる演奏・・・でも、この半年くらいで僕は彼の成長ぶりをまざまざと見ている 弱点だった歌の音程は見違えるようによくなった それだけじゃない表現力にすごい進化があったと思う あのすごく太い弦を通常より落としたチューニングで叩くような奏法から出る音はギター1本とは思えないような重量感と切れ味のあるサウンドを生み出してきた 気がつけばこのサウンドはまさにSHOTGUN-BLADEだけのものだ 独自のそのギターサウンドを「援護射撃」としながら巨ぷも彼は戦士としてステージに立つ 「ハッピーエンデイング」という曲はまあ失恋の歌なんだが・・・こんなに悲しい歌はないかも知れない 彼は満身傷だらけだ

次に登場したのは あさのおよぐ 彼もずいぶん沢山ここに出てくれた 万年ヘタウマのように見える彼の演奏だが「伝える力」ということに関してはちょっと彼にかなうミュージシャンもなかなか居ないかも知れない その圧倒的な声量と勢いだけではなく彼の歌には不思議な説得力があるのだ まったく初めておよぐの演奏を目にすると「な、なんだ」と、ちょっと戸惑う人がいたとしても彼の演奏が終わるころにはすっかり惹きこまれているのだ・・・すごいな あさのおよぐ

ソロが2人続いたが、次は大変だ ドラムセットとベースアンプを引き出しセッテイングして、ギターアンプ2台、キーボード・・・は今日はいないのね え~と、ピアニカ用のマイクと・・・え?今日はパーカッションが下手?おやおや こうしてドタバタセッテイングをするうちにドラムがリフを叩き始める・・・パーカスやベースが続く・・・いつもこんな風にしながらSALIKAMIの演奏は始まっていた そう、彼らもほぼ毎月1回ここに出演してはこうやって・・・そしていつも気持ちのいいレゲエを聴かせてくれた なんかあの繰り返されるリズムってたとえば水車小屋のような懐かしさと安心感があるのかもね 今日も気持ちがよかった そして今年のSALIKAMIは今日が最後 また来年ね!


そして、この人も今日が今年最後 谷口マルタ正明はいつものようにあのギターをかき鳴らしながらステージを始めた あの使い込んだギターのボデイーはいよいよ削れてかなり板が薄くなっていて来年にはいよいよ穴があくかな・・・その日が楽しみだ(笑)そしてあの思い切り弦とボデイーを叩く奏法・・・「あっ!」途中しまったというような表情をする 「この時期は乾燥するので爪がすぐに割れてしまうので・・・」そうかあ、乾燥のせいか 僕もつい最近爪を割った それでも彼の演奏の勢いは止まらない いつものようにかき鳴らし動きシャウトしながら・・・今年もここのステージをずいぶんと歩いてくれたなあ・・・来年もよろしくお願いしますね 元気であればこそ・・・だね

・・・こうして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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