楽しい夜更かし     7日

ボーカルマイク6本、楽器用マイク4本、DIが5個・・・今日のライブのために用意した機材だ 当然ペンギンハウスのミキサーのチャンネルはほぼ満杯・・・そんなバンドが2つも出演する 今日は僕がペンギンライブで一番手がかかる・・・と公言しているバンドゆるさ の企画イベントだった 手がかかるのだが、このバンドはとにかく楽しい その楽しさはもうすでにリハ前から始まっていて集合し始めた時から彼らのテンションは本当にゆるやかに高いのだ 笑顔や笑い声が絶えない
そしてライブが始まった 最初の出演者はmori wa ikiteiru(森は生きている)という6人編成 もうこのバンドからして大変な編成なのだ ボーカルは6人全員、ギターが2台にベースにドラムにピアノ&キーボード、トランペット&フルートが入る しかし、演奏が始まると・・・このバンドいいね なんだろう、このロックでありながらなんかストレートなテンションをあえて外すような演奏・・・僕は聴いてるうちに何かに似てるなあ・・・と思ってた すると3曲目だったかな・・・「カバーをやります」と言ってやったのが「はっぴいえんど」の「春よ来い」・・・そうかあ、はっぴいえんどやはちみつぱいに近いかなあ でも彼らは充分すぎるくらいに若い カントリーミュージックのようなギターにモダンジャズのようなトランペット新しい音楽のエキスをあちこちから吸収しているみたいだ 曲の間のMCは妙にゆる~くって、そこらへんが「ゆるさ」とちょっと重なる それにしても上手いバンドだ

そして2番目はソロシンガーの吉上恭太という人 ルックスといいなんか渋い人だなあ・・・と思ってたら演奏も渋かった フルアコのギターでジャジーな演奏をしながら割と淡々と歌うのだが味があるねえ この味はさすがに若い人たちにはなかなか出せないよなあ・・・と思ってたら年齢も僕よりちょっと下くらい はっぴいえんどもはちみつぱいも生で見ていた世代だ 最初にやったBEATLESの「with a little help」の訳詞の歌 よかったなあ 後半は「ゆるさ」のベース、ピアノ、ギターがサポートで参加 いい味出てたよ

今日は開演前からかなり多くのお客がつめかけてたが、この頃になると後から後からどんどん詰め掛けてきてペンギンハウスの中はもうフルハウス それこそ立つ場所もないくらい ほとんどオールスタンデイング状態になり僕のPA席からはステージがほとんど見えない そんな中今日のメインのゆるさが登場する いつもそうだが彼らの人気は本当にすごい そんなにすごいバンドじゃないんだよ(笑)そこそこ上手い・・・くらいなのにこの人気の秘密は・・・それは矢張り理屈抜きで彼らのステージが楽しいことだろう そして、何より彼ら自身が本当に演奏することを心から楽しんでいる もう笑顔・笑顔・笑顔なのだ そしてその中心にはいつも誰よりも笑顔のボーカルのサクヤがいる そんなゆるさがCDを出している ぜひ一度聴いてみたら?・・・ああ、でもやっぱりライブがいいかも

さて、この人一倍手のかかるゆるさが僕に今日最後の課題を与えてくれた 「あの~、ライブの最後に参加してくれたみんなでセッションするんですけど」 はいはい、で全部で何人? え!12人?ははは、いいよいいよ! ステージの上はもうすごいことになってる The Band のWeightかあ・・・え?今ソロ取ってるの誰?見えない!慌ててマイクの入ってた収納箱を取り出す(空だ)それの上に乗っかって・・・おっ今は下手のギターか、次のコーラスは・・・演奏はますます佳境に入ってる みんなすごく楽しそうだ この盛り上がりじゃ本当に夜更かししそうだねえ(笑)

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