『我々の音楽愛好会vol.21』20日

サクラがもうすでに見ごろを迎えている 今日の主催者もお客さんも来た時からすっかり出来上がってる人が多くて??・・・と思ったらお昼にお花見をやってたのだそうだ そんな雰囲気の今日のペンギンハウスライブは恒例の企画『我々の音楽愛好会vol.21』 DJはもうこの企画には欠かせないオッチー今日はけっこうマニアックでいい曲がどんどん流れる では今日20日(金)のライブレポートを

最初の演奏者はバッチーニのポシャリ方 年齢的にはけっこう若いのかな? フロントのボーカルはけっこう強いキャラ・・・を出しつつもどこか人の好さそうなところも見えて愛すべき存在だ バンドのメンバーも一人一人キャラが違うしアンダーグラウンドさを前面に出しながらどこかコミカルだったり、そうそう昔の「イカ天」にこういうバンド出てたよなあ~「たま」「人間椅子」「歌舞伎ロックス」などを混ぜたようなバンドだった

2番目は黄倉未来 いやあ、驚いた!リハではサンプラーを使って何かインプロみたいなことをするような気配を感じさせてたのだが、いきなり本番ではそのサンプラーから流れたのは落語の出囃子・・・そして前の方へ出てくると「噺」は始まった ぼくはけっこう落語通なのでその演目がすぐにわかった! 古典落語の中でも難しいほうに入る人情噺の「芝浜」だ! 真ん中はカットして導入部と「下げ」のところだったのだけど、これが本職の落語家も顔負けするくらい上手い! そしてそのあとは独り芝居というかコントのようなようなものをやったのだが、これがメチャクチャ面白い 会場もそうだったけど僕も腹を抱えて大笑いしてしまった 普段は高円寺のライブハウス「円盤」のスタッフで落語は全くの独学だそうだ

3番目は我々 今日はなんとボーカルのコマツが呑み過ぎで絶不調(笑) 結局彼らの演奏はわずか3分で終了 でもずうっとテーブルに乗っかったままでのパフォーマンスが凄かったからまあいいか(笑) すみません、その最中に悪乗りをしてたお客さんに「暴行」を僕がしてしまいました(笑) ちょっとストレスが溜まってたのもあったのだけど、ゴメンね! 普段は優しいジミーですからね!

4番目はサイトウエレトリコ・グッドサウンド 彼らのライブも僕はずいぶん長く担当させてもらってきたが、もしかすると今日がラストになるのかも・・・色々な感慨があるなあ~ 彼らのかなり奇想天外な演奏スタイルに最初は「きょとん」としてた客席(それが通常のリアクションなのだが)次第に大うけになり、最後は大歓声にて受けていた これだけ彼らの演奏がウケたのは僕がずうっと見てた中でも初めてだったんじゃないかな!? いやあ良かった やはりサイトウエレトリコは素晴らしいなあ~

最後の演奏者は松井繁彦 岩手からやって来たこのミュージシャンもかなりアバンギャルドでシュールでそしてどこかコミカルな演奏をする 途中でY子を加えた「カニコローシュカ」ではY子が大活躍! ほとんど破壊的なパフォーマンスで最期を見事に今日の宴のしめくくりとしてやってくれた 毎回とてつもなく個性的なプレイヤーが登場する「我々の音楽愛好会」も次回5月15日(金)をもって最終回となる 本当にここまでずうっとやってくれたコマツさんアオウちゃんオッチーさんには本当に感謝だ! もうラストデイまでペンギンは走り続けるのだ!!!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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