僕の八ヶ岳話2020 .12

八月はずうっとお天気が続いた。本当に僕がこちらに戻った日の夜から八ヶ岳は見事なくらい好天が続いて、それこそにわか雨すらほとんど降らない日が続いた。それが九月になった途端、お天気は一気に不安定になり、雨の日や曇りの日が増えた。気候はもうすでに秋を迎えてるようで、夜はめっきり涼しく秋の虫の声が外では響いている。
少しの晴れ間を使ってちょっとした山のぼり・・・この日は大泉の上の方にある「天女山」へ行ってみた。「山」といっても八ヶ岳の山腹に張り付いたようなちょっとした小高い丘のようなものだけど・・・。そこへは車で登ってゆけるので「山歩き」にもならないところなのだが、そこから20分ぐらい登ったところに「天の河原」という峰がある・・・今回はそこまで行ってみることにした。

天女山の駐車場から脇道に逸れるとすぐに登山道になる。と言ってもほとんど緩やかな歩きやすい道だ。ただ、前回の教訓から僕は登山用の杖を念のため持ってきた。これがあるとちょっと足場が不安定な場所でもけっこう便利なのだ。万が一足元がよろけたり滑りそうになった時にはリカバーできる。最近足腰が弱って来てる僕にはこれは有難いツールだ。
所々足場の悪いところもあったが、難なくクリアーしそして山頂に着いた。ここはこの先にある「三ツ頭」を経由して「赤岳」などへ至る登山ルートの中間点なのだが、一応頂上というプレートが立っている。山頂は草木が一切ないガレ場のようで、日影が一切無い。ここに来たのはもう多分25年ぶりくらいかな?以前来たときは確かそこから八ヶ岳の南麓が韮崎から富士見の辺りまで一望出来たはずだったが、今はその手前に伸びてしまった樹木が邪魔をしてほとんど何も見えなかった。それにしても暑い!日影が一切無いここには長居は無用だなあ。

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