腰 大丈夫?     10日

なんだか物騒なニュースが飛び交ってる 思わず空を見つめるのはお天気もだが「何か」が飛んでくるんじゃないかと気になるから・・・いやなご時勢だね 一昨日昨日と僕は八ヶ岳の我が家に帰っていたのだがその間に米軍の軍用機が2機我が家のすぐ近くを低空飛行で飛んでいった この辺りはもう前からたまに米軍機が演習のため(?)飛行することがあったが1日に2機はあまり覚えがない 噂ではあの辺りの地形が北朝鮮の「ある場所」に似ているらしい・・・
さて、話が変わる 今日のペンギンハウスライブの出演者 聞き覚えのない名前が並んでいた 最初の出演者はガリゴリベリボリちゃん なんだろう、初登場の新人かな・・・かと思ったら実はあの 「プランチャーチョップスティック」のボーカルのアサイだった しかも演奏スタイルはg/vo/dsという・・・なんと独りでやるワンマンバンドスタイルだ ドラムセットの真ん中に座りギターを抱えた姿が妙に絵になる そして、バスドラとハイハットを踏みながらギターを弾きハープを吹き歌を歌う こういうスタイルって昔のブルースマンや芸人に居たよね(ジェシー・フラーやドクター・ロスとか) なんかアナログっぽい雰囲気を漂わせながらの演奏は大体はプランチャーのときもやっている曲だったが、このスタイルだとなんか新鮮だなあ バンドが居ない分歌が前に出てくる 歌詞がよりはっきり届く 歌がハダカになったみたいだ 聞けば彼がこの名前でペンギンハウスに登場するのはもう3年ぶりくらいなんだって もっと頻繁にやってもいいんじゃないの・・・そう思った

そして、2番目の登場するヤマンザ これも聞いたことない名前だったが実はあのルーツレゲエユニットSALIKAMIのミニマムアコーステイックバージョンだった メンバーはvo/gがアコースティックを抱え、もう一人のg/choもアコースティックに、ドラムをやっていたメンバーがピアニカに、そこに別のパーカッションが加わった4人編成 SALIKAMIがg/vo ,g ,per/cho ,b ,ds/cho ,key ,pianicaの7人編成だったからずいぶんコンパクトになった やる曲などは大体同じなのだがなにしろアコギが2本それもマイクどりだからバンドサウンドとしてはずいぶん違ったものになっている それでもこのユニットにも言えたが編成が薄くなった分やはり歌が前面に出てくる 今日がこの編成での最初のライブだったしまだバンド全体のサウンドを完成させるには(僕も含めて)少し時間がかかると思うけどきっとすごくいいアコースティックレゲエユニットになりと思うよ

ミニマム・・・と言えば次に登場するユニットもそうだ スモールポーキーズというユニットは「ポーキーズ」というSOUL系の大編成バンド(確かここも7人だったかな)のミニマム版g/vo ,b/vo ,ds/voの3人編成だ 毎回カバーだけだがSOULやルーツロックなどから気持ちのいい曲を掘り出してきて3人で交互にリードボーカルを取る 彼らの屈託のない明るさとパワーが知らずに客席をホットにさせる テクニックには頼れない分その歌はストレートに飛んでくる 彼らの歌も「裸」だ

そして、今日最後の出演者はお馴染みのDBS3だ ハラ(g)オオハシ(b)フクシマ(ds)の3人は楽器を持つとステージの上で黙々と準備を始める 丹念にドラムのチューニングを進めるフクシマ・・・おや?今日のTシャツは変わった柄だな・・・と思ってたらそれは腰痛ベルトだった なんと最近ヘルニアになってしまったという ドラマーでヘルニアは辛いはず・・・大丈夫? ハラはセッティングをしながら僕に最近購入したばかりだという新しいギターを見せた それはEPIPHONEのセミアコで、僕の記憶が間違ってなければ確かSHOTGUN BLADEと同じ型のやつだ 「これね、○万○千円で買ったんだ」と言う へ~え、それは安い!ちょっと高級な焼肉屋に二人で行ったらそれくらいの値段だなあ・・・そのオニューのギターはどんな音を出すか 今まで彼のギターといえばテレキャスかストラト・・・もちろんシングルコイルの・・・が定番だったと思うからこのハムバッキングのしかもセミアコはどんな音になるんだろう いやでも期待が高まってしまう そして演奏が始まる いつものように鋭く深く切り込んでくる彼のパッセージ・・・それをこのギターはエッジの一番尖ったところを飲み込んで咀嚼するような感じでアンプに送る いつものハラタカシのギラギラと火花が散るような音とはだいぶ違うのだがそれはたとえばベテランの騎手がまったく初めて乗る馬に一瞬てこずってもじきに「クセ」を覚えて乗りこなしてしまうように気がつけばすっかりハラギターのDBS3の音になっていた やっぱりすごいプレイヤーってそうなんだね この音は八ヶ岳の山奥でのほほんとした時間にうつつを抜かしていた僕をまた高円寺のライブハウスへと叩き落した 最後の曲が終わった 客席からは大きなアンコールが すると福島紀明がちょっと顔をしかめながらこう言った「誰か一緒にやらない?」 すかさずヤマンザのパーカッションが参加 さすがに福島も腰がしんどいようだった でもこのセッションは結果としてはすごい白熱バトルとなってしまった(笑) お疲れ様でした お大事にね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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