昨日はペンギンハウスで 藤原愛の新作CDのレコーディングをやった
今までここでのレコーディング作業はやったことがなかったし、ちゃんとした機材も揃ってないので
「出来る範囲の音で」オーケイということで了承してもらったうえで、今回は引き受けた
もう最近ではパソコンを使って「Pro Tools」というソフトを使ってのレコーディングが”王道”なご時勢だが、僕のもう今では”旧式”となってしまったMTRでの作業だ
まあこれでも最大6チャンネルまでは同時録音ができるので、ソロの弾き語りくらいならなんとかなるか・・・そういう判断だったのだが
さて、いざ録音作業に入ることにしてまずはマイクのセッティング
今回は特にピアノの生音をなるべく忠実に録ってほしいとの彼女からの注文があったので、ピアノの集音にはまず「YAMAHIKO」のピックアップ そしてエアマイクとしてSHURE57を1本ピアノの中、それから全体の音を拾う目的で57βを1本計3箇所の音源での録音にした
そしてレコーダーのレベル設定をしながらヘッドフォンでモニターしてみる
するとマイクに色々な”ノイズ”が入ってることを発見・・・そうだ、まずノイズをカットしなくては
まずステージ横に置いてあるパワーアンプの冷却ファンの音があった それでパワーアンプオフ
まだノイズが入ってる・・・次にカウンターの中の製氷機とボトルクーラーの電源をオフ
まだどこかに残ってるぞ・・・ドアの外にあったもう1台のボトルクーラーの電源もオフ
これで気になるノイズはほとんどなくなった あとはたまに上の階で流した下水の音が天上から聞こえたりするが・・・これは彼女に了解をもらって「それも味です」ということでゴー!
さて、演奏は全部で7曲 途中レコーダーの不調があったりして手こずったりしたけど、まあなんとか時間内で全録音が終わった・・・いやあ疲れた~
まあいい経験させてもらいました あとはトラックダウン作業・・・これがけっこうメンドウなんだよな~
まあ今回の作業でいい音作れる自信がついたらそのうち本格的にやろうかな・・・なんてことも考えています
高円寺ライブハウス ペンギンハウス