続;井之頭公園

「井之頭公園」正確には「井之頭恩賜公園」は武蔵野市と三鷹市にまたがって吉祥寺駅のほぼ真南にあるY字型の池を取り囲む”東園”と、元は「日産自動車」の社員の保養施設だった今は”ジブリ美術館”などがある”西園”とで成り立っている

池の畔にはもうかなり樹齢を重ねたソメイヨシノの樹が数多くあって4月のお花見の時期にはそれこそものすごい数の花見客で大騒ぎになる

随分昔だがお花見の最盛期に遠くから聞いてると公園の池のほうから「うお~~~っ!」というなんとも地鳴りのようなどよめきが轟いていたのを覚えている

今回「かい掘り」された池は元は一番の源泉「お茶の水」という湧水からの水が水源で、僕がまだ小学生ぐらいの頃まではその場所やほかの何箇所から”こんこん”と地下水が湧き出していたのを覚えている

だから僕が子供の頃の公園池はまだ水がかなり澄んでいて「キンギョモ」などの水草が生い茂っていて池の周りもうっそうと樹木が生い茂った・・・そんな場所だった

その後、周りの開発や住宅が増えたことなどから「お茶ノ水」の泉は水が枯れ、人工的にもっと深いところからポンプでくみ上げた水が池に流れ込むという形になっている

つまり自然の状態で方っておけば現在の池はこの「かい掘り」された状態になっていたわけで、もちろん「都民の憩いの場」であるわけだから「池」は必要なんだろうけど・・・今回の「かい掘り」のことを見てもこの池が実はすごく”人工的”にコントロールされた自然なんだということに気がつくよね

まあ、その話はこれくらいにしよう

池の西側に行くとその先は高台みたいになっていて地名としては「御殿山」と呼ばれている ここの斜面に以前縄文時代の住居跡が見つかったことがあって大昔から人が住んでいた場所だということがわかる

池のY字の南側のほうは今回のプロジェクトの対象外で水がそのまま残ってた 池に浮かぶような小さな島があってそこに建物が建てられている

「井之頭弁才天」・・・お寺だ この周辺の池で子供のころはよく釣りをやってお寺の住職に怒られていた思い出がある

思い出・・・といえば僕も若かったのでよく女の子を連れてきてはこの池の周りで人には見られては困るようなことをしたりしていた(笑)

そういえばこの公園にまつわる「都市伝説」みたいなのがあってここの本尊の「弁天さま」は女神なので嫉妬深く、公園のボートに乗ったカップルは必ず別れる・・・という噂があるが、僕の経験で言わせてもらえば・・・ボートに乗らなくても・・・別れる!(笑)

それにしても昨日は寒かった~! 公園の水もところどころ凍ってたよ!

池に水が戻るのはお花見の時期が来る頃・・・それまではこの寒々しい景色としばらくはお付き合いなんだねえ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする