僕のブルースマン列伝13

僕のこのコーナーももう13回目 一応「戦前」と「戦後」というか「カントリーブルース」と「モダンブルース」と区切って今日が戦前の最終回 ということで今日のブルースマンは

ブラック・エイス BLACK ACE

30 年代から40年代にかけ地元テキサスで人気を博したブルースマン、ブラック・エイス。60 年にクリス・ストラックウィッツが再発見し制作した唯一の単独アルバムがこれだ。膝に乗せたナショナル製スティール・ギターを必殺の薬瓶スライドで鳴り響かせ、朗々とブルースを唸る

本名はベイブ・カルロ・レモン・ターナーです。1905年、テキサス州ヒューズ・スプリングスで生まれました。大恐慌時代に移ったシュリヴポートでオスカー・ローン・ウルフ・ウッズと知り合い、膝の上にギターを乗せてポケット・ナイフで弾くスライド奏法を習得します。後にターナーはナショナル社のスチール製ドブロ・ギターを手に入れると、ナイフを小さなボトル状の錠剤壜に持ち替えています。1930年代は一緒に活動したり、フォートワースのラジオ局に出演したりして、1937年になるとデッカに6曲を録音しています。戦後は綿摘みや守衛の仕事をして暮らしていましたが、1960年代にはアーフリーにLPを吹き込んでいます。1972年11月7日にテキサス州フォートワースで亡くなりました。

さて、「戦前派」最後に紹介したいブルースマンブラック・エイス

まずこの演奏を聴いていただこう


・・・ね、いいでしょ! 彼の演奏を始めて聴いたのは70年代に国内盤で発売された「スラドイド・ギター・ブルース」というオムニバスアルバムでだった

そこには彼以外に「ココモ・アーノルド」と「オスカー・ウッズ」という2人のブルースマンが入っていた ココモ・アーノルドがこの中では一番有名だった人でロバート・ジョンソンからエルビス・プレスリーまでカバーしている「Milk Cow Blues」の作者だ


もう一人オスカー・ウッズもブラックエイスの師匠みたいな人でこの人のプレイもまた素晴らしい!

この3人に共通しているのはギターを抱えずに膝の上において弾くいわゆる「ラップスタイル」あるいは「ハワイアンスタイル」という弾き方だ これだとコードなんかは押さえられないのだがエイスはそれをじつに上手くクリアーしている

僕も元々このラップスタイルが大好きなので(ちなみに僕のドブロギターは普通に抱えて弾くラウンドネックだがナットを高くして完全にラップスタイルにしているそしてお気に入りのスライドバーは七味のビンそれも「やげん掘」に限る)彼のこのプレイは本当に心がうずいてしまうのだよ

戦後も「再発見」されてありがたいことに幸い動画も残っている

カントリーブルースの世界は本当に基盤がむちゃくちゃ広くて深い・・・

まだまだ紹介したい人はいるのだが「戦線編」はとりあえずここまで

次回からは「戦後」のブルースマンの話に移っていくことにしましょう

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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