今日は寒かったねえ・・・昼前に外に出たら小雨・・・ちょっとみぞれ混じりのような
暦では「大寒」らしいねえ 本当に寒い だからこの高円寺のライブハウスを暖めてくれる演奏者とお客さんには本当に感謝感謝の夜です
今日最初の演奏者は 山田宏樹 だ
アコギ弾き語りの彼の作る歌は静かでしっとりとしたものが多い 歌い方もジェントリーでソフトでとても繊細だ 聴いてると穏やかにゆっくりと流れる川のようで、サラサラとした水音のような彼の曲は気持ちがいい 今日は新曲(?)を2つと今までペンギンハウスでは披露したことのない曲を1つ 少し今までとは違った水音も聴かせてくれた
2番目の演奏者もアコギ弾き語りのシンガー 長谷川雄二 だ
楽屋に入ってステージ衣装に着替えてきた彼を見た・・・うん、すごいインパクト・・・それはかなりくっきりとしたストライプの入ったダブルの襟のむちゃくちゃ広いスーツだった
「それって、まるで・・・」と僕が言いかけると彼はニコっと笑って「ヤクザみたいでしょ」
その下には大きな襟のシャツが横に張り出している 本当にこの格好で新宿の街なんか歩いてたら完全に「その筋」の人に思われるだろうなあ(笑) その強面の彼だが、歌われる歌はソウルフルでそして優しさが滲み出すような歌・・・彼の曲はいつも社会の底辺にいて鬱々としている人々に向けられている
彼はいつも自分のマイクを持ってくる それはもう使い込んでかなり傷だらけのSM-58だ そのボコボコのヘッドは彼そのもののようだ
今日3番目の演奏者はやはりギター弾き語りのお馴染み 泥窪 だ
今日はアコギの「からまつ亭」を抱えてのライブ そういえば彼のソロ演奏を見るのは久しぶりのような気がする 1人でギターを弾き自分のオリジナルを次々と歌ってゆく
その彼を見ながら僕は「おやっ」と思った
ギターのピッキングが・・・なんだかいいのだ 泥窪のライブをご覧になった方は先刻ご承知のように、彼のボーカルは素晴らしい それに比べるとギターのほうは・・・ちょっと(笑)
しばしばペンギンハウウスのほかのプレイヤーからも突っ込まれるようにギターがボーカルになかなか追いつかないというのが課題だったのだ
ところが、今日の泥窪のギターはなんていうかストロークがよくなってるのだ 柔らかでジャキーンと振り抜くようなピッキングになっている これはもしかすると・・・そう思ってたら彼がMCで言ってくれた
「最近はジミーさんのブログの”ギターを弾こう”を読んで勉強してます”」と
そうかあ、あれを読んで少しは参考になったのなら嬉しいなあ なんかいい感じになってきたよ 泥窪 がんばれ~!
さて、今日最後の演奏者は 今年最初のステージ 半バナナ だ
彼らはステージ上では「地球外生命体」ということになっているので一応「外タレ」なのだ(笑)
その来地球ライブは今日も「コウエンテンプル」を舞台に開かれ・・・ああ、何だかわけがわからなくなる(笑)
今日も彼らの名曲「桜の集い」から始まりゴキゲンなノリノリな曲が続く
「満~開だね、若さが満~開だね~!」 もう照明も派手にしちゃええ~!
いやあ・・・早く春が来るといいよね!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス