今日は祝日・・・ええと何の日だったっけ・・・え、「建国記念日」？ 紀元前660年に「神武天皇」という人が即位したという歴史的根拠もまったくない「神話」からの引用なんだけどねえ・・・まあいいか
さて、今日のペンギンハウスライブは初出演のこのバンドから始まった g/vo , b , ds のガールズトリオ cortdoll だ
最初リハに彼女たちがやってきたとき、思わず「高校生？」と思ってしまったうかつな僕だったが、そのなんとなく幼さを感じさせる清楚な彼女たちだったのだがステージに立ちギターの人が最初の音を「ザーン」と弾いた時僕はそれが勘違いだったと気づいた
いい音・・・上手い！ 僕は特にギターに関してはそのギタリストが最初に「ザーン」と弾いた音を聴いただけでその人がどの程度上手いのかすぐに当てる自信がある そのサウンドはかなりキャリアう積んでないと出せない音だったのだ
そして３人での演奏・・・すごく繊細で全く尖ったところのないバンドサウンド・・・でもしっかりとしたリズムの芯がある コーラスも気持ちがいい ３人のバランスがすごくちゃんとしている
リハ終了後、僕は彼女たちに訊いてみた「あなたたち何年ぐらい一緒にやってるの？」
「はい、もう１０年以上になります」・・・なるほど、あのこなれかたはやはりそれくらいの時間をかけてるよなあ co-tdoll 爽やかさとちょっとガレージっぽさも持ったいいバンドだった
２番目の演奏者は 弾き語りシンガー 照井vincent 以前は「照井創」という名前で出演していたミュージシャンだ 彼はギタリストとしてもインプロ系ミュージシャンとしての活動もやっていて幅の広いミュージシャンだ 今日はがっとギターとピアノを弾きながらカバーも交えながらオリジナル中心の演奏 繊細で叙情性のある彼の歌はじっくりと染み込んでくる 久しぶりに聴いたが、聴いてて心がほぐされるようになる
３番目はバンドだ ペンギンハウスではすっかりお馴染みのユニット ９４１３ 今日はアツシ（g/vo）、エンジョウジ（b）、ブルース（ds）のトリオでの演奏だ
今日の彼らのステージはいつもとちょっと趣向を変えて曲の間のMCでボーカルのアツシは次にやる曲紹介を歌うようなスタイルで即興でやっていた これ、なかなか面白い 今日の９４１３はけっこうお客のレスポンスのよさもあって気分よくいい演奏してたなあ 途中エンジョウジのベースの音が急に出なくなるというトラブルはあったがそれも「ライブならでは」とアドリブで乗り切るところを観ても、彼らがだいぶライブ慣れしてきたことを感じる 今月はあと２３日（月）に関西の「モンスターロシモフ」との対バンだ がんばれ～！
そして今日最後の演奏者は テクノレゲエ？・・・のマラカスクエスチョンズ だ
今回も「elactric junk」のギタリストのオガワトオルをゲストに迎えての演奏 彼らのスタイル、サンプリングして完全に作り上げたオケに合わせてキーボードそれをさらにトーキングモジュレーターに通したボイス・・・そこにギターが絡むというものだが、ともすると機械的になってしまいそうなところを肉声やアナログ的な音の出し方でそうはさせない それにまたオガワのギターがまあ肉感的というか「エロい」のでこの組み合わせがまたいい広がり方を生み出している 今日もがっつりと「ボブ・マーリー」を聴かせてくれた 気持ちよかったなあ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
