昨日今日とちょっと暖かいねえ やっぱり「立春」という言葉はガセネタじゃなかったのかな
店に来る途中の道端でも梅の花が咲き始めてる
今日のペンギンハウスライブは5組が登場
最初の演奏者は FooliN g/vo , ds の2人ユニットだ いつも飄々としてマイペースな二人のライブ 今日はいつものオザワのけっこう面白いMCはあまりなくどんどん曲が進行してゆく
今日僕は始めて聴いた曲があった 「フーリン」というタイトル・・・新曲かと思ったら逆で彼らのナンバーの中では一番旧いほうのナンバーだそうだ いい曲だった 今日は短めな演奏で終了
2番目に登場したのはギター弾き語り SHOTGUN BLADE だ リハではギターの出音を入念にチェックする あまりアンプから爆音は出さずない彼のやりかた 外音のミックスでバランスを取るのがぼくの仕事だ 彼が理想とするバランスはちょっとギターが前に出てボーカルを包み込むといった按配なのだ
3番目の演奏者はやはりギター弾き語り 飯嶋光太郎 彼はアコギを使う 彼はリハのときにはとくにボイスの調子に神経を使う 「リップロール」というボイストレーニングがあるのだが、リハの最終でも彼はそれをやっている 声そして言葉に人一倍神経を使っている まだ若い彼だがそんな彼が意外にも高田渡の「生活の柄」をカバーした もう40年以上昔の曲だが、なんだか聴いてたらほろ苦い気分になってしまった そういえば渡はこんなイヤな時代が来る前に逝っちゃったもんなあ・・・彼のほうが幸せだったのかも・・・いやいや、歌い継いでいく若者がいる まだまだだ
4番目の演奏者は スギナミガールフレンドフォーエバー 通常はg/vo , sax/vo ,の2人組だが今日はサックスのイノッチはお休み ワカバヤシのソロバージョンだ 彼のギターはもうはっきり言って爆音だ アンプから出ている生音だけでもう音量は充分 しかしボーカルは決してそれに負けずにパワフルだ その彼が影響をうけたのが80年代後半の「ハードコア」だそうだ・・・なるほどね(笑)
そして今日最後の演奏者は8弦ガットギターの弾き語り 山田庵巳 だ
今日はリハの時間をあまり取れなかったのだが、それでも短い調整の時間を使ってマイクのチェック リバーブの減衰時間とかギターのトレブルの部分の微調整、モニター返しの量の調整など・・・短時間の間に彼の理想とする姿にあっという間に調整してしまう それだけ音に対する彼のシビアなこだわりはいつものことなのだがかなり高レベルなのだ 今日はキャバ嬢と捨て猫とのドラマの曲「赤い月」をかなりたっぷりのバージョンでやってくれた
高円寺ライブハウス ペンギンハウス