夕方くらいから雨が降り出した 本当に空模様が落ち着かないこのところ・・・これも春が近付いているということなのかな
さて２・２・２と２が並んだ今日は「猫の日」だったり「忍者の日」だったりする２２日（月）
ペンギンハウス最初の演奏者はアコギ弾語りの 西山諒
最近めきめき実力をつけてきた彼の演奏は本当に滑らかさとソフトさに力強さが加わっていい世界を作り出している 最近できたばかりだという新曲「冷たい日」もいい曲だった
２番目に登場したのはその西山の紹介でペンギンハウス初登場のアコギ弾語りシンガー 高橋恵
恵は「けい」と読む・・・つまり男性シンガーだ
５８マイクをやや煽り気味に上に向けてそれ１本でギターもボーカルも取るというスタイル でもその豊かなボイスはしっかりとマイクを捉える
豊かなだけでなく暖か味のある声と歌い方とその飄々とした風貌とちょっとお洒落なコード進行を使うそのスタイルを観てたらちょっと今は亡き「西岡恭蔵」と重なってしまった
最後に歌った「ライブバーからの帰り道」というオリジナル曲・・・ちょっと身につまされるようなペーソスのあるいい曲だったなあ
「正統派」の二人が続いたあとには「色物」が登場する・・・いやいや、だって自分でそういうんだもの（笑）
最近ますます「話芸」に磨きがかかった 9413 solo
vo/g ,b,ds ,perの４人編成のロックバンド ９４１３ そこのvo/gのアツシのソロバージョンだが ソングライターとしての魅力がたっぷり詰まったソロステージ
そして「今年はギタリストとして向上したい」という本人の宣言とおり今日はなんと新しいアコギ・・・それもYAMAHAの１２弦ギターに自分で装着したという「L.R.Baggs」のピックアップ付きを抱えて登場
なるほど・・・質より量できたか（笑） でもその豊かなサウンドはなかなか彼の音楽を支えるには力強くいい感じだった これはいいと思うよ ただ１２弦ギターはものすごく握力が必要とされる
最後の１曲はさすがにエレキギターに持ち替えての演奏 お疲れ様でした！
そして最後に登場するのは９４１３が「南部からやってきたシンガー」と紹介した カーリーズ佐藤
ロックユニット「カーリーズ」のギターボーカル 本当にこの男が作り出すサウンドはどことなくアメリカ南部のそれもミシシッピ河の匂いがする タイトでソリッドなリズムに乗って彼の歌は鋭さと独特のリズムを強烈に持つ 今日もいきなりのっけからその泥臭さを目一杯満載したようなオリジナル曲「いかさまダートトラックレース」から始まる そのスピード感と独特の感性で「レイ・チャールス」「ストーンズ」「ディラン」など蒼々たる面子の曲がカーリーズカラーに染め変えられて行く
今夜は個性豊かな男性シンガーが顔を揃えたいい晩になったニャンニャン！
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
