スキルが上がる?    8日

今日は暖かかったねえ 昼間買い物に出かけたら上着一枚余計だった うっすらと汗ばむ今日8日(金)

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はアコギ弾語りの 宮崎悟

静かにぼそっと呟くような彼のMCはなんだか昔の落語家「今古亭志ん生」を連想させる 話の間のとり方とかね そして歌に入るとそのか細かった声は不意に力強く太くこちらに迫ってくる

昨年アルバムを制作した彼はでも相変わらずマイペースのまま着々と歩き続けている そしてその歩いた分確実に前に進んでいる
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2番目に登場するのは久しぶりの Los Preiquitas

東日本ではたぶん唯一のノルティーニョコンフントという演奏スタイル・・・メンバーはサンチャゴ田村 (Vo/Ac) 小山亜紀(Vo) 木下徹(Gt)テキサス~メキシコ近辺の音楽を演奏する彼らの音楽はアメリカテキサスニ行くと「テックスメックス」と呼ばれるこの演奏はとにかく楽しい

ギターの木下は今日は12弦ギターでの演奏 最初ミキシングで「12弦ギター」らしい”シャラーン”とした音にしたら「そうではない」・・・と、ハイを思い切り絞ってミドルとロウを上げてかなりモコモコとした音に・・・これがこういう音楽をやるときにメキシコなどで使われている「バホ・セクスト」というギターに似た弦楽器に近い音になるという そういえば70年代に「ライ・クーダー」が「チキンスキンミュージック」あたりを発表したときにこの楽器の音を聴いたことがあった 彼らが演奏した曲の中にもライがその当時やっていたものが入っていて・・・なつかしい!
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3番目に登場するのは  たこボーsolo
たこボーbandのたこボー 最近はソロのときはアコギを抱えての演奏が多かったが、今日は久しぶりにエレキギターそれも彼の定番ともいえる「SG」 を抱えての登場

ギターはアンプに直結、あまり余計なエフェクトもかけずにダイレクトにアンプから出てくる音は「そうそう、これがたこボーの音だよ!」と誰もが納得するあの切れ味とダイナミズムに満ちていた

以前はギター1本だけの演奏に本人がちょっと苦手意識を持ってたのかも知れないけど、アコギでのプラクティスを経験してすっかりそういうこともクリアーしているようだ そしてけっこう懐かしい(僕にとってはね)曲もやってくれて最後はホルダーにハープをつけての演奏 最新のたこボーだね
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そして今日最後に登場するのはハラ☆タカシ(g)、大橋とおる(b)、福島紀明(ds)のインストトリオ DBSз

実は今月の半ばにいよいよ彼らのニューアルバム・・・それもここペンギンハウスで収録したライブ盤がリリースされる これは僕もちょっとお手伝いさせてもらったのですごく楽しみなのだ

レコ発は多分5月になるようだがゼヒお楽しみにしていてほしい そして今日の彼らの演奏・・・いつももちろん「これでもか」と言うくらいに勢いとスリルに満ちた激烈なライブをしてくれる彼らだが、今日はさらにそれにブーストがかかっているようだった 僕も何度か経験してるけど「レコーディング」という作業は確実にミュージシャンのスキルをアップさせるね

そして終ってからハラから一言 「あの照明いいねえ こちらもアップしてくるなあ~」 これは嬉しかった 今回導入した新しい照明・・・なかなか好評だ!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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