続けて聴けば     10日

さて週末も今日で終り 穏やかで暖かい今日10日(日)

ペンギンハウスライブ最初の演奏者は 西山諒
アコギの弾語りというスタイル・・・たくさんのシールを貼り付けたギターも彼がここへ出演し始めた頃と変わってないが彼自身は大きく成長してきた 力任せで演奏するのではなく基礎体力がぐんと増したその演奏は自然と聴き手を惹きつける魅力とパワーになっている

今日はとくに「どうしちゃったんだろう」と言いたくなるくらいパワフルでぐぐっと迫ってくる演奏だった 見た目の穏やかさ・・・いや、実際に普段の彼は穏やかなのだが・・・を気持ちよく振り切っている
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そpして2番目にt篭城するのは同じく「ニシヤマ」・・・しかし諒とは兄弟でも親戚でもない・・・西山正規

前の西山が比較的「静」・・あくまで比較するとだけど・・・だとするとこちらの西山はもう「激動」か「暴動」だ(笑) 「ミ スターブギ」ことニシヤンの演奏はいつも危険だ 彼の理性はいつもいとも簡単に「制 御 不能」になってしまう こうなったらもう誰も止められない 烈しくそして恐ろしくドライブするギタービートに乗せて今夜も彼は踊るように動き叫び続ける 「ブギーッ!」・・・と

そして今夜はずうと昔一緒にやっていたというニシヤンの旧い音楽仲間がドラムで参加 ますます「暴動」となってゆくステージングはもうステージの中ではとても納まりきらない 最後はバーカウンターに立ち上がって・・・今夜もすごいことになっていた
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3番目は今度は本当に「静」だ インストトリオelectric junk のギタリスト小川トオル

今夜はエレキギターとガットギター2本を持ってステージへ ガットギターには新しく装着されたピックアップが付いていたが、これがものすごくいい音だった それをラインでステレオで・・・リバーブもディレイも念入りにかけられたその音は本当に華麗でそして美しいものだった

エレキギターはループやエフェクトを多用して彼らしい奥深いゼイタクなサウンドを作り出していた

ものすごく旧い曲や彼自身のオリジナルを混ぜて・・・40分のステージは実に気持ちよくさせてくれたのだ
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最後に登場するのは g/vo , b , ds の3人編成ユニット  sevenZ

実は今日のライブは3人のそれぞれまったく個性の違うすごいギタリストを一晩で観られる実に豪華なメニューなのだ

ブルースロックを「暴動」にまでしてしまう西山正規、バンドではまるで「デイブ・ギルモア」のようなソロを弾く小川、そしてその小川もリスペクトする素晴らしいギタリストらりはが組むロックユニットなのだ

最近らりははソロでの出演が続いたが久しぶりにそして彼のホームグランドともいえるこのユニットでの演奏 今日はロックフレイバーを遠慮なく振り撒く力の入った見応え聴き応えのあり余るほどのステージだった

それにしても僕とほぼ同年代の彼のこのパワーはスゴイのだ! 今日は後半になるほど烈しい曲が多かったがそれにしても最後に演奏したのはストーンズ初期のあの名曲とは・・・そしてアンコールに応えた曲は今来日中のあの人の・・・これも名曲だったねえ

その演奏を聴きながらやおら客席の一番前のテーブルを脇に寄せ始めたのは西山正規だ!

空いた空間で彼と何人かが踊りだす・・・今夜も「ダンスホール」となったペンギンハウスでした
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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