削ぎ落とすと見えるもの 20日

楽器のソロって、ソロだからこその魅力がありますよね。ギターが10人でユニゾンしたらそれは別のものになってしまうでしょう。・・当たり前でしたね、では今日のライブレポートです。

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はSHOTGUN BLADE
「青の戦士」の異名を取るギター弾き語りロッカー。

やるしかないだろう!
進め!
賭けてやるこの命!

どこまでも、どこまでも前向きな歌詞が次々と繰り出され、片っ端からオーディエンスの胸を打ち抜いていくような—熱いステージでした!
ビジュアルと実用を兼ねたバンダナを首に巻き、イメチェンを図ってきたそうです。さらに普段使用している青いボディのギターが壊れたそうで、本日は対照的な真っ赤に燃えるようなセミアコースティックギターを使用。青いTシャツに赤が映えていたのでした。

2番目に登場したのはburasagari
「豊樹野しげと&伝染Roll’s」のリードギタリスト太田が組むインプロインストDUO

ステージへ上がる前は静かな方なのですが、内に秘めた情熱をギターというフィルターを通して体当たりでぶつけてくるようなプレイでした。最後は手に汗握って見てしまいました。ドラムさんも同様に烈しく、感情を叩きつけるような熱いビートです。

「一体何をやっているのかと聞かれたら・・・ロックをやっているとしか言いようが無い」とご本人がコメントされていました。
「サウナのあとのビールのようなプレイ」だとも。面白い比喩ですが、解る気がしました。

3番目に登場するのはジョコンダの憂鬱
はるか昔に沈んでしまった船の上で演奏を聞いているような、なんとも幻想的なステージでした。

海の上では仄かに光る月明かりが、波間に時おり顔を出した人魚が歌を唄って 深い海の中へまた誘われ・・・なんてロマンチックな事を考えていたら、突然最後に怒涛の嵐がやって来て目が覚め、ステージが終わりました。是非一度体験して欲しいです。

そして今日最後の演奏者は東京セッション
アコースティックユニットですが、ロックの中に笑いがあり、只者ではない感が満載です。ジェットコースターに乗って両手ばなしで宙返りループを5連続回ったような感覚になりました。それはとても爽快で、また聴きたいと思いました。

今夜もペンギンハウスでは熱いライブが繰り広げられていました。

PA・レポート:ヤマノ
今日のオムニバス動画です

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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