こういう時こそ 23日

今日のペンギンハウスライブはちょっと大変なことになった もうこの時期だからこその話なのだが・・・では今日23日(水)のライブレポートを・・・

今日最初の演奏者は長谷川雄二・・・のはずだった ところが店にやってきた彼が訴えるには「どうも体調がおかしい・・・寒気がして身体の節々が痛い」という

それってまず疑われるのが「インフルエンザ」じゃないか! もしそうだったとして、今日ステージで客席に向かって歌ったら、もう店中にウイルスを撒き散らすことになる・・・

そこで今日の対バンの平野カズがすぐさま決断した
「長谷川さん、今日は歌っちゃダメ! で、あなたの曲を僕とタローくんで何曲か歌うからあなたはギターだけ弾いて!」・・・と
そうなのだ 平野カズも吉田タローも普段から長谷川雄二とは仲がいいし、一緒にステージもよくやってる同士 そこで今日はこの2人が急遽長谷川ソングをカバーすることにした

これがまたなかなか良いのだ! 長谷川とはまったく声質も歌い方も違う2人がカバーすると普段のお馴染みの曲がまた1味違って聞こえる それにしても3人とも素晴らしいプレイヤーだなあ~

2番目に登場したのは吉田タロー もちろん彼のステージが持つあのちょっと少年ぽい瑞々しさをしたたらせながら歌う そしてこんなことを言った
「今日は2人のものすごいシンガーと一緒で、あの2人がトラとライオンで、僕は・・・ネコかな・・・」
いやいや、タロー君も立派なヤマネコぐらいは行ってたよ! 新曲も持って来ていて今年のタローも大いに楽しませてくれた そしてラストの曲では長谷川がリードギターで参加の「雄タロー」で締めてくれた

そして今日最後の演奏者は平野カズ 今日の限りなくデンジャラスだったライブをうまくソフトランディングさせて、かえって普段では見れない面白いステージにしてくれたのも彼の「現場力」があったからこそ 本当に頼もしかった もちろん自分のオリジナルはガッチリやったうえでポロっといきなりカバーをやってみたり・・・さすが百戦錬磨のトラ?・・・ん、ライオン?・・・どっちかな 今日のペンギンハウスライブを最終的にはすごく暖かくて楽しいものにしてくれた もちろん吉田タローも、そして今日歌えなかった悔しさを表にも出さず、体調が悪いのに結果的には一番出番が多かったかもしれない長谷川雄二も・・・

本当にこういうときだからこそ・・・仲間っていいな、と、思ってしまう

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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