先日、レンタルビデオで借りて観た日本映画「世界大戦争」がインパクトあった 東宝が61年に制作したもので、円谷英二の特撮が遺憾なく発揮された特撮ものだったが、中身はすごく真面目 被害側と西側の紛争がエスカレートしついに世界大戦に突入・・・東京、ニューヨーク、ロンドン、モスクワなどの都市が全滅する・・・そのなかに飲み込まれてゆく庶民の人生を描いた名作だった その映画の中で日本政府は東西の両方に働きかけ一生懸命和平を探るのだが結局力及ばず・・・がっくり絶望に陥る総理大臣・・・今のどこかの総理に観てほしい映画だった
では今日 4日(水)のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は鈴木知文アコギ弾語りシンガー ギターがそれまでの愛器「TAKAMINE」から「ヤマハ」に代わりサウンドがちょっとゴージャスになったが彼のキレッキレのギターワークは相変わらずスゴい コミカルな曲もやりながらピーンと芯をとおしたメッセージソングも持っているシンガーだ 彼のステージはいつも潔い
2番目に登場したのは加藤朋洋 今日も自分の「リボンコンデンサマイク」を持込で演奏 このマイクだと彼のギブソンギターの細かいジャリっというところまで忠実に拾ってくれる いい音だなあ・・・今日はオリジナルよりカバーのほうが多かったかな どの曲でも彼の独特の声と歌いまわしで加藤節にしてしまう 気持ちのいい時間がゆったりと流れてゆく
3番目に登場するのは吉田タローアコギ弾き語りシンガーソングライター そのパワーのある演奏と暖か味のあるキャラクターは本当に愛すべきシンガーだ 彼のオリジナル曲はいつも負ける側の目線で歌われる 今日披露した「収穫の秋」という曲も結局自分には収穫も無いと嘆き節なのだが、僕は彼の歌う「ラブ・アンド・ピース」という曲が好きだ 遠く離れた友人にエールを送るこの曲居には素直なメッセージが込められている
そして今日最後の演奏者はプライベートモンク ギター弾き語りシンガー ブルースをベースにした音楽はしかしブルースにこだわらず幅広いスタイルでのオリジナルを演奏している どちらかというとボサノバスタイルのギターを弾きながら、オリジナルの曲には深い言葉が散りばめられている 今日はそれに混ぜてブルースも2曲やった 1曲は「Rollin’ and Tumblin」これをすごく旧いブルーススタイル・・・まるでチャーリー・パットンみたいなギターを弾いて歌ってた この人・・・やはりブルースへの探求もハンパじゃない
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
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