仲田修子話 52
むこうからやってきたのは中年の男性がひとり 「この建物の管理人か大家さんか?」と思った修子はその男性に話しかけた「すみません、テラヤマさんと...
むこうからやってきたのは中年の男性がひとり 「この建物の管理人か大家さんか?」と思った修子はその男性に話しかけた「すみません、テラヤマさんと...
4月 Sleep Walks 1日 近藤英人+うー 2日 ハイエンド ト...
修子にはレズビアンクラブ「白川」でのチップと給料を合わせれば当時でも5万円近くの収入があったが、住まいは相変わらず4畳半のアパート暮らし 収...
その当時、修子たちが通っていた他のレズビアンクラブのママから「あなたに店を出してあげる」と言われたり ほかにも赤坂の芸者をやっていた人から「...
そのハイヤーで家に帰る修子 男装してるのでてっきりどこかの良家の坊ちゃんだと思われたようでハイヤーの運転手からこんなことを言われた 「...
虎ノ門病院での仕事はなかなか快適で待遇もまあ良かったのだが、ここで修子の性格が頭をもたげてくる もっとさらに楽で面白い仕事はないかと思...
当時流行りはじめた「ゴーゴークラブ」 そこではいつも大音量でその当時ヒットしていた「JB」などに代表されるブラックソウルミュージックが流れて...
ところでフーテンをやっていた時代に修子はボーイッシュな格好をして男性として振舞っていた 友人の女性漫画家といっしょに行動するときは修子が「男...
「赤いブックカバーの本を持ってる」というのが目印だったその女性漫画家はすぐに見つかった 初対面だったが二人はすぐに意気投合して友達になった ...
修子はある雑誌に連載されてた女性漫画家の漫画のファンになり、ある日彼女にファンレターを送った すると思いがけず向こうから返事が返ってきて「今...