仲田修子話 72
ある日・・・その頃修子はバニーガールをやっていたのだが・・・店が終わってそこの衣装として被っていた金髪のカツラを被ったままで仕事場から家に戻...
ある日・・・その頃修子はバニーガールをやっていたのだが・・・店が終わってそこの衣装として被っていた金髪のカツラを被ったままで仕事場から家に戻...
修子が店でパチンコを打っているとふとある男子に目がとまった そこの従業員の中にすごく女の子ぽくて可愛い男の子が居たのだ 修子は「これはいい!...
「アーサーベル」での修子の人気はもう不動のものになっていた たとえば・・・某大手電機メーカーの重役をやってる人がお客で来ていて修子の歌...
ある晩「アーサーベル」で事件がおきた 修子はその日も店で歌っていて対バンが演奏している間の休憩時間にカウンターに座ってコーラを飲んでいた す...
こんな高待遇に修子は大喜びした・・・かと思うとそうではなかった 彼女の心の中は喜びとは正反対で「こんなことをやっててこんなに高額のお金...
もちろん彼女の目的はバニーガールになることではない そこで外国のお客はほとんど相手にせずひたすら日本人のお客が来ると「どこかで弾き語りを募集...
修子をその店に連れていったスズキくんは当時「フォークゲリラ」みたいなグループで活動していたようなので、もしかすると修子にもそういう仲間に加わ...
「スズキくん」とは何者なのか・・・ここで補足説明をしなければいけない 実は修子は虎ノ門病院で働いていた頃から文学に興味があって小説の同人雑誌...
そのような一件もあってアニメ会社のほかのスタッフの中での修子の人気はさらに上がり周りからすごく尊敬されるようになっていた 思えば幼少期から常...
「お前ら、ここで何をしてるんだ!」 取り囲んだ大人数のヤクザにそう言われ修子以外のメンバーは全員恐怖で凍りつき何も言えないで居た ...